壱岐No.1の生産高!マニュアル化した生産方法で新規就農支援
Strawberry Gang

ABOUT 会社紹介

壱岐島最大規模の“いちご農園” 先人の教えを活かし、先端技術とブレンド“old, new style” 自動化&見える化でマニュアル化された生産体制を構築。更に新規就農の独立支援で衰退する農業を再生!

当園は機械で「環境制御」された施設園芸によって生産ノウハウを数値化し“誰もが取り組みやすい農業”を新規就農者に広めます。 従来、農業は生産者の人為的・感覚に頼るやり方で重労働な上に収穫量は不安定。「きつい・休みがない・儲からない」といったイメージが根付いています。 実際、壱岐島でも後継者不足は深刻化する一方で、生産者数・栽培面積は減少の一途を辿っています。 そこで私たちは、高設栽培でほぼすべて機械化された全自動管理の生産体制を採用。イチゴ生産を数値でマニュアル化&省力化することで、安定した収穫量・売上確保を可能にしています。 更に、持続可能な農業のモデルを目指し、環境に配慮した生産にこだわっています。 ・化学肥料の利用を抑え、有機肥料を使う事で土壌・水質保全 ・白熱球からLED電球に切り替えることにより、省電力、CO2削減 ・冬場の暖房は電気加温機(ヒートポンプ)を導入することで化石燃料の消費を減らしCO2の排出量削減 ・殺ダニシステム(二酸化炭素をハウス内に充満させる事で98%害虫駆除)による減農薬 ・IPM農法の活用 これらの徹底した機械化による“誰もが取り組みやすい農業”そして環境問題に配慮した安心・安全な生産方法を若手生産者に広める事で、農業の後継者不足課題を解決します。

BUSINESS 事業内容

機械化による「環境制御」を採用した施設園芸でイチゴの生産・出荷・販売。自社ノウハウを展開した新規就農の独立支援。

イチゴの生産・出荷・販売
機械化で「環境制御」された施設園芸によって生産ノウハウを数値化。 管理のムラ、労力・時間の節減と安定した収穫量を実現。 イチゴ出荷量・売上共に壱岐No.1の実績です。
新規就農の独立支援
農業の後継者不足改善を念頭に新規就農者の人材育成を行います。 初期投資の額の大きさ、人為的・感覚に頼らざるを得ない格差が広がる現状の生産方法から、農業は若手から嫌煙され、後継者は不足しています。 一方、世界に目を向けると人口増加・開発途上国の経済発展に伴う食糧需給の増加で、実は農業は日本に残された数少ない成長産業であると捉えています。 特に日本のフルーツはアジアを中心に人気が高く、高品質化・高付加価値化は輸出増の可能性を秘めています。 そこで、「環境制御」によってマニュアル化&省力化された弊社の栽培技術を新規就農希望者に提供し、独立を支援します。

WORK 仕事紹介

収穫は1シーズン7か月間~8か月間(11月上旬~6月上旬)。苗作りから出荷までが主な業務です。

苗作り(3月~)とハウスへ定植(9月~)
収穫作業と並行しながら3月~来シーズンの苗を育成し始めます。 6月中旬頃に収穫を終えてからは苗作り専業となり、 8月~ハウス定植の準備を行います。 9月~ハウス内に定植します。
手入れ(9月~)
収穫までマルチング、ビニール被覆、etc、手入れがメインになります。灌水、施肥、温度調節などは機械で自動化していますので、携帯電話で状況確認をしつつ、その時々で管理の微調節を行います。
パック詰め・出荷(11月~6月)
11月以降は順に収穫を行います。イチゴは傷ついてしまうと商品価値がなくなってしまうので、収穫作業は一つずつ丁寧に手作業で行います。その後、パック詰めをして出荷します。

INTERVIEW インタビュー

Strawberry Gang代表 米倉 寛健
農業を始めたきっかけは何ですか?
祖父が壱岐でイチゴ農家をやっていて、「帰って来い」と言われてやむを得ず帰ったらいきなり農協の新規就農者の面接に連れていかれました(笑) 元々は福岡でcafeやBarなど飲食関連の仕事をしていて、こっちで自分の店を持とうと思ってたんですけどね。 ただやり始めてからは、やるならちゃんとやろう!と思って、先進技術、有機・自然栽培の企業セミナーに行って勉強したり、全国の生産者のSNSをフォローして情報収集したり、これからの農業はどうあるべきか、どうするべきかを学んできました。
「Strawberry Gang」一度聞いたら忘れない文字のコントラストですね。
ありがとうございます。(笑) 中学2年頃、ヒップホップに出会い、ラッパー=ギャングに憧れていた若い時の自分と、いちご作りに理想や魅力を感じている今の自分がどこか似ていて、合わせてみたらこの屋号になりました。何をやるにしても他の誰かと同じ事をするのが好きじゃないし、それなら僕がやる意味がないんじゃないかと思っています。自分らしさを大切にしています。 アメリカのWest Coastのカルチャーとクラシカルなバーバースタイルが好きで、その二つの要素を組み合わせた屋号のロゴを作りました。作業着なども全部世界観統一して作ってます。事務所も大きな窓にロゴを貼り付け、シャンデリア、バーカウンターなどのインテリアに拘り、とても会社の事務所だとは思えないお洒落な空間になっています。
今どんな想いで事業に取り組まれていますか?
農業のイメージを払拭したいって思っています。 僕が壱岐に帰ってきて13年の間も、地元の農業の考え方はほぼ何にも変わってないですし、若い人からすると、「ダサい・キツい」っていうイメージ少なからずあると思います。 だから、視覚的にもかっこよさを追求したいし、生産者の感覚の数値化でより次の世代がやりやすい様にしたい。投資対効果を見えやすい産業にしたい。 最終目標は「農家になりたい」という人を増やしたいです! だから、今までとは違う多角化した魅力ある農業を若い人たちに魅せていきたいし、若い人の目標になるような人になりたいですね。
これからやってみたい事はありますか?
直近では、いちごの収穫期以外に出来る作物を育てたいと思っています。 そして、先ほど言った多角化するという意味で加工品、アパレル、Café&Barなど様々なことに挑戦していきたいと具体的に考えています。 あと10年も経てば生産者が激減します。いちご農園はストロベリーギャングでちょっと嫌煙されそうな屋号にしてしまったので、次の事業イメージはヨーロッパの雰囲気ある農園を再現したいですね。噴水は必ず作ります!
どんな方と一緒に働きたいですか?
農業の経験は問いませんが、社会経験があって、農業は常に期限に追われる仕事です。なので、定められた納期を守らなければならない仕事の経験がある方だと、責任感が強く相性がいいと思います。